ジブリの名台詞で新入社員時代を乗り切ろう
新入社員の時、上司からこんな言葉を言われたことはないだろうか。
「全然違うよ、そんなことやれって言ったか?」
うわ、まじか。何時間もかけてやったのに、そもそもやること間違ってたのか。もうだめ死にたい。
鋼のメンタルでない限り、落ち込む人が大半であると思う。
皆さんは、上司や取引先から叱責を受けた時、どのようにその言葉を受け止めているだろうか。
入社したての頃、私は事業戦略をたてる仕事をしていた。
生来ぼんやりしている私は、何度も初歩的なミスを犯して、上司からいつも詰め(注1)られていた。
(注1:延々とロジカルに怒られ続けること)
「そんなアウトプット頼んでねぇよ。欲しいのは⚪︎⚪︎的なデータだっつーの」上司からの言葉に必要以上に落ち込み、トイレで泣いていた。
詰められ続けた入社1年目の夏、私は開眼した。
その瞬間は、高畑勲監督の「火垂るの墓」を見ている時に訪れた。物語中盤、とあるセリフが脳に響いたのである。
「節子、それドロップやない。おはじきや」
ん?今日の上司の話ってこういうことか。私、そもそも食べ物でないおはじき食べていたのか。そりゃつっこみ入るよね。
その時、私は脳内変換の術を会得したのだ。この時から怒られても必要以上に落ち込まなくなった。
その後は叱責されなくなるまで、下記の脳内変換を繰り返していた。
「スライドいけてねぇ」→「コンクリートロードはやめたほうがいいぜ」
「(会議にて)何で一言も喋らないの?ノンバリューだよ。」→「飛ばねぇ豚はただの豚だ」
「議事録は一言一句もらさず書いて、今日中に提出しないと意味ないでしょ」→「40秒で支度しな」
社会人になると、上司、取引先、様々な人から叱責を受ける場面が増える。反省すべきところは反省して、感情的な部分はユーモアに変えてしまう。辛くなってきた時はこの方法をおすすめしたい。
ほら、こわくない・・・。ナウシカの声が聞こえた。